ローカリゼーションの詳細

この記事では、Klocwork ツールとドキュメンテーションの言語の決定方法、および一部のデフォルト言語設定の変更方法について説明します。

デフォルト表示言語の変更方法

Klocwork Static Code Analysis の指摘メッセージおよびトレースバック: プロジェクトの作成時に設定されたロケール設定をオーバーライドするには、kwadmin set-project-property コマンドにより、プロジェクトプロパティの "locale" に新しい値を設定できます。このプロジェクトプロパティには、"en" および "ja" の値を指定できます。このプロパティは統合ビルド解析を実行する に設定し、すべてのビルドで指摘メッセージとトレースバックの言語が一貫するようにしてください。その後で kwbuildproject--url オプションを使用して、プロジェクトプロパティが解析に使用されるようにします。この設定は、Klocwork Static Code Analysis および Klocwork Code Review の指摘メッセージ、トレースバック、および文脈依存指摘ヘルプのみに影響します。この設定は、デスクトップの指摘メッセージおよびトレースバックの表示言語に影響しないことに注意してください。

Klocwork Static Code Analysis および Klocwork Code Review の GUI 要素: Klocwork Product Portal ページ (http://<klocwork_server_host>:<klocwork_server_port>) の言語ドロップダウンから英語または日本語を選択します。これは、静的コード解析およびコードレビューの GUI 要素とドキュメンテーションに影響しますが、指摘メッセージとトレースバックには影響しません。指摘メッセージとトレースバックの言語は、プロジェクト作成時に設定されます。

他のすべてのツール: 他のすべてのツールの場合、GUI 要素、コマンド出力、指摘メッセージ、トレースバック、またはドキュメンテーションのデフォルト言語を変更できません。

移行されたプロジェクト

日本語の指摘メッセージ、トレースバック、および移行したプロジェクトの文脈依存指摘ヘルプを表示するには、kwadmin set-project-property コマンドを使用して「ロケール」プロジェクト プロパティを「ja」に設定してください。その後、--url オプションを指定して kwbuildprojectを実行し、プロジェクト プロパティが解析で使用されるようにします。Klocwork では、日本語ビルド (システム ロケールが日本語に設定されているマシン上で実行されるビルド) で検出された指摘についてのみ、日本語の指摘メッセージおよびトレースバックが表示されます。その他の指摘は、日本語ビルドで検出されるまで英語のまま表示されます。