Visual Studio でファイルの差分を表示
コードレビューを送信する場合は、ファイルの差分から前回のコミット以降に行った変更を確認できます。差分を表示するには、まず目的の差分ツールを使用するように Klocwork プラグインを設定する必要があります。
前提条件:
- Klocwork サーバーが実行中である必要があります。
- 2019.2 の時点で、コードレビューは Visual Studio で手動で有効にする必要があります。
- SCM が統合されており、ローカルストレージにクローンの SCM リポジトリがあること
- 外部差分ツールがローカルマシンにインストールされていること
Visual Studio を使用して差分ツールを設定するには、以下の操作を行います。
- まず、差分ビューアーにアクセスするために Visual Studio でコードレビューを有効にする必要があります。[Klocwork] > [オプション] に移動し、[コードレビュー] タブをクリックします。[コードレビューの状態] で、[コードレビューを有効にする] チェックボックスを選択します。
- 次に、[Klocwork] > [オプション] > [Klocwork] > [全般] に移動します。
- [コードレビュー] タブをクリックします。
- [コマンド] フィールドで、差分ツールのパスを参照します。たとえば、C:\Program Files (x86)\WinMerge\WinMergeU.exeです。
- オプション: 差分ツールで、元のファイルと変更済みファイルに追加のマクロが必要な場合は、[引数] フィールドに追加します。引数が指定されていない場合は、"$(BasePath)" "$(ItemPath)" がデフォルトで使用されます。
Tip: ファイルパスにはスペースが含まれているため、引数を定義する場合は、マクロを引用符で囲むことをお勧めします。
Visual Studio から差分を表示
コードレビューの差分を表示するには、ファイルを右クリックし、[コードレビューの作成] ダイアログを開きます。[変更] フィールドで、ノードをクリックし、[差分] を選択します。
表示しようとしているノードに関連する子ノードがある場合は、すべてのノードの差分が表示されます。
Tip: [差分ファイル] を右クリックして選択するか、ノードをダブルクリックして差分を表示することもできます。Visual Studio で設定した差分ツールが開き、元のファイルと変更済みファイルが表示されます。