Kwdistadmin

kwdistadmin コマンドで、Distributed Analysis Server 上のセッションを管理し、Distributed Analysis Server とエージェントを停止し、Distributed Analysis Server からエージェントの統計情報を取得します。kwdistadmin は Distributed Analysis Server ホスト (kwdist の実行場所) で実行されます。

kwdistadmin は分散解析パッケージの一部としてインストールされます。

kwdistadmin の使用法

kwdistadmin <options> [<subcommand>]

フィールド

• <options> は、次のリストに示した任意のオプションです。
• <subcommand> は、以降のトピックで説明される kwdistadmin サブコマンドのいずれかです。--help オプションと --version オプションでは、サブコマンドは不要です。

例

kwdistadmin --host serverXYZ.acme.com list-agents

共通オプション

kwdistadmin list-agents

kwdistadmin list-agents は、分散解析エージェントのリストを表示するために使用されます。ID も示したエージェントの完全なリストが表示されます。エージェント ID は、kwdistadmin stop-agent に必要です。

例

kwdistadmin --host serverXYZ.acme.com list-agents

オプション

共通オプションを参照してください。

kwdistadmin stat

kwdistadmin stat は、各エージェントが処理する要求すべての合計コンパイル時間に関する統計情報を表示するために使用されます。

例

kwdistadmin --host serverXYZ.acme.com stat

オプション

共通オプションを参照してください。

kwdistadmin result

kwdistadmin result は、すべてのセッションのコンパイル結果を表示するために使用されます: つまりステータス、合計要求数、正常に処理された要求数、失敗した要求数、未処理要求数、およびコンパイルエラーを表示するために使用されます。このコマンドは、セッション ID のリストを出力します。セッション ID は、1 から始まる整数です。

例

kwdistadmin --host serverXYZ.acme.com result

オプション

共通オプションを参照してください。

kwdistadmin stop-agent

kwdistadmin stop-agent は、リモートマシン上の特定エージェントを停止するために使用されます。エージェント ID は、kwdistadmin stop-agent で取得することができます。ホストとポートの情報は指定する必要はありません。各エージェント ID について、Distributed Analysis Server がこの情報を保存しているためです。エージェントを停止できるのは、それを起動したユーザーだけであることに注意してください。

kwdistadmin stop-agent <ID>

フィールド

• <ID> は kwdistadmin list-agents コマンドが返す解析エージェント ID の 1 つです。

例

kwdistadmin stop-agent 3

オプション

なし

kwdistadmin stop-server

kwdistadmin stop-server は、Distributed Analysis Server を停止するために使用されます。通常は、Distributed Analysis Server とエージェントは連続的に実行されます。Distributed Analysis Server を停止すると、エージェントもすべて停止されます。Distributed Analysis Server がデフォルトのホストとポート (localhost と 3440) 以外で実行されている場合、--host オプションと --port オプションを使用してください。

例

kwdistadmin --host serverXYZ.acme.com stop-server

オプション

共通オプションを参照してください。