ライセンスの取得

Klocwork ライセンスファイルには、使用できる Klocwork 製品と機能のライセンスとともに、ライセンスサーバー構成についての情報が含まれています。Klocwork サーバーを起動するには、ライセンスファイルが必要です。最新バージョンの Klocwork にアップグレードし、新しいリリースに移行する場合 (たとえば 2019.x から Klocwork 2020.x へ移行する場合)、新しいライセンスをリクエストするには、license@perforce.com 宛てにお問い合わせください。ソフトウェアの新しいリリース版にアップグレードする場合は、新しいライセンスが必要です。

Klocwork は、Reprise Software から Reprise License Manager を使用します。Klocwork ライセンスは、ライセンスマネージャーサーバーにロックされる必要があります。単純なケースでは、Klocwork サーバーパッケージをインストールしたマシンがライセンスマネージャーサーバーになります。

Klocwork 製品の購入を検討されている場合は、Klocwork 担当者に次の情報をお知らせください。

  • Reprise ホスト ID、ホスト名、および該当するコンピューターの IP アドレス
以下のセクションでこの ID の決定方法を説明します。

Validate サーバーパッケージをインストールする場合、rlmhostid は <validate_install>/3rdparty/bin にインストールされます。

  1. xterm で、rlmhostid の場所にディレクトリを変更します。たとえば、次のようになります。
    bash-2.04$ cd /home/validate/3rdparty/bin
    
  2. rlmhostid を実行します。たとえば、次のようになります。
    bash-2.04$ ./rlmhostid 							

    次のような出力が表示されます。

    rlmhostid v14.2
    Copyright (C) 2006-2021, Reprise Software, Inc. All rights reserved.
    
    このマシンのホスト ID: 26be688ebb04
  3. Reprise ホスト ID、ホスト名、および IP アドレスを Validate 担当者に送ってください。複数のホスト ID が一覧で出力された場合は、いずれかを選択します。

Windows マシンの Reprise ホスト ID の決定

Validate サーバーパッケージをインストールする場合、rlmhostid は <validate_install>/3rdparty/bin にインストールされます。

  1. コマンドウィンドウを開きます。
  2. コマンドウィンドウで、rlmhostid がインストールされたディレクトリに変更します。たとえば、次のようになります。
    C:\>cd C:\Perforce\Validate_22.2\3rdparty\bin
  3. rlmhostid を実行します。たとえば、次のようになります。
    C:\Perforce\Validate_22.2\3rdparty\bin>rlmhostid ether

    次のような出力が表示されます。

    rlmhostid v14.2
    
    
    Copyright (C) 2006-2021, Reprise Software, Inc. All rights reserved.
    
    このマシンのホスト ID: 747827e3990f
  4. Reprise ホスト ID、ホスト名、および IP アドレスを Validate 担当者に送ってください。複数のホスト ID が一覧で出力された場合は、いずれかを選択します。

Windows での適切な Reprise ホスト ID の選択

Windows では、rlmhostid ユーティリティが複数の Reprise ホスト ID を返す場合があります。この場合は、ライセンスファイル用の正しいホスト ID を確認して選択してください。

Windows サーバーで rlmhostid を実行すると、次のような結果が出力されます。

rlmhostid v14.2 

Copyright (C) 2006-2021, Reprise Software, Inc. All rights reserved. 

このマシンのホスト ID: 747827e3990f 00059a3c7a00 7cb27d82731e 00155d09ba11 00155d09ba17 

この例では、rlmhostid は 5 つの Reprise ホスト ID を返しました。仮想プライベートネットワーク (VPN) NIC などの仮想 NIC ではなく、固定物理ネットワークアダプターの Reprise ホスト ID を選択することが重要です。このため、固定物理ネットワークアダプターに適用されるのはどちらの Reprise ホスト ID かを判断する必要があります。

Windows システムですべてのネットワークアダプターを一覧表示するには、以下のようにします。

  1. コマンドウィンドウを開きます。
  2. 次のように入力します。
    ipconfig /all
    

以下の例は、組み込みネットワークアダプターを持つ Windows サーバーに対する ipconfig /all からの出力です。Windows では、Reprise ホスト ID は物理アドレス (MAC アドレス) で、ハイフンを付けないことに注意してください。

Windows IP Configuration
Host Name ............: TDM02
Primary DNS Suffix .......: klocwork.com
...
...
Ethernet adapter Local Area Connection 4: 
Connection-specific DNS Suffix .: 
Description ...........: 3Com 3C920 Integrated Fast Ethernet Controller (3C905C-TX Compatible)
Physical Address.........: 00-F0-D0-57-9C-60
DHCP Enabled...........: Yes
...
...
Ethernet adapter Local Area Connection: 
Media State ...........: Media disconnected
Description ...........: 3Com 10/100 Mini PCI Ethernet Adapter
Physical Address.........: 00-03-76-4D-1B-D6
Ethernet adapter Local Area Connection 3: 
Media State ...........: Media disconnected
Description ...........: VPN Client Virtual Adapter #2
Physical Address.........: 00-C0-26-00-00-02
Ethernet adapter Local Area Connection 2: 
Media State ...........: Media disconnected
Description ...........: VPN Client Virtual Adapter
Physical Address.........: 00-C0-38-00-01-01

この例では、Local Area Connection 4 は物理アダプターで、現在有効になっています。この Reprise ホスト ID は変更されないため、ライセンスをこのアダプター (MAC アドレス 00-F0-D0-57-9C-60、これは Reprise ホスト ID 00F0D0579C60 に対応) にロックすることをお勧めします。Local Area Connection は物理アダプターですが、有効になっていません。Local Area Connection 2Local Area Connection 3 は仮想アダプターで、定期的に変更される MAC アドレスを持つ可能性があります。どれを選択したらよいか不明な場合は、管理者に相談して、固定物理アダプターのいずれかの MAC アドレスを選択してください。