次の統合ビルド解析の実行
増分解析の実行
最初の完全な統合ビルド解析を実行したら、その後のビルドでは増分解析を実行できます。ソースファイルの増分ビルドのたびに増分解析を使用することをお勧めします。
--incremental オプションを設定して kwbuildproject を実行すると、前回の解析の後に変更されたファイル、および変更されたファイルに対する依存関係のあるファイルのみが解析されます。これにより、特に大きいプロジェクトで解析時間が大幅に削減されます。
重要: 増分解析を実行するには、解析実行後に出力テーブルディレクトリを維持する必要があります。
- build specification (ビルドスペック) の再作成:
kwant —-output /testprojects/freemind/my_project.out
- --incremental オプションを設定して kwbuildproject を実行します。
kwbuildproject --incremental --tables-directory /space/my_tables /home/klocwork/freemind.out
- 解析結果をデータベースにロードします。
kwadmin --url http://server2:8080/ load my_project /my_tables
完全ビルド解析の実行
クリーンビルド (ソースファイルの完全再ビルド) を実行するときは常に、完全ビルド解析を実行してください。
完全ビルド解析を実行するには、次の操作を実行します。
- build specification (ビルドスペック) の再作成:
kwant -—output C:\testprojects\freemind.out
- kwbuildproject の --force オプションを使用して、増分解析をオーバーライドします。
kwbuildproject --force --tables-directory /space/my_tables <build_specification>
- 解析結果をデータベースにロードします。
kwadmin --url http://server2:8080/ load my_project /space/my_tables