Kwauth

kwauth はユーザーが Klocwork サーバーで認証できるようにします。

アクセス制御メソッドが設定される (基本、LDAP、または NIS) と、すべてのユーザーは、GUI ログインダイアログまたは kwauth のいずれかから、Klocwork サーバーで認証する必要があります。認証が済んでいない場合、Klocwork コマンドラインツール (kwinjectkwwrapkwant など build specification (ビルドスペック) 作成用を除く) のいずれかを実行する前に、kwauth を一度実行するよう促すプロンプトが表示されます。

kwauth からユーザー名とパスワードの入力を促すプロンプトが出ます。

  • 基本アクセス制御が設定されたら、Klocwork 管理者から与えれたユーザー名とパスワードを入力します。
  • LDAP、LDAP SSO、または NIS アクセス制御が設定されていた場合、LDAP または NIS のユーザー名とパスワードを入力します。

すると、kwauth はトークンをユーザーのホームディレクトリに保存するので、実行する必要があるのは 1 回だけです。ユーザーのパスワードは保存されないことに注意してください。

一度認証されると、ユーザーは、同じ Klocwork サーバーホストとポートを使用する、どの Klocwork ツールも実行できます。別の Klocwork サーバーホストとポートを使用する Klocwork ツールを実行するには、もう一度 kwauth を実行する必要があります。同様にして、別のユーザーが Klocwork ツールを実行するには、そのユーザーが kwauth をもう一度実行する必要があります。

使用方法

kwauth [--url http(s)://<host>:<port>]

kwauth --url http://myserver.acme.com:8080

オプション

名前 説明
--help 使用できるオプションを表示します。
--log-out 保存されているトークンを検証しません。--log-out オプションを使用した後、アクセス制御が設定されている場合は、Klocwork サーバーに接続されているいずれかのツールを実行する前に、もう一度 kwauth を実行する必要があります。
--url http(s)://<klocwork_server_host>:<klocwork_server_port>/ Klocwork サーバー用 URL。Klocwork サーバーのセキュア接続が構成されている場合は、https:// を使用します。Klocwork サーバーのセキュア接続が構成されている場合は、https:// を使用します。
--verbose プログラム実行についての詳細情報を表示します。これは、エラーのトラブルシューティングに役立ちます
--version バージョン情報を取得します