[解析と表示] タブ
Visual Studio で解析と表示の設定を行うには、[拡張機能] > [Klocwork] > [オプション] をクリックします。
[一般的な解析] タブ
[一般的な解析] タブでは、オンデマンド解析の実行回数を制限することができます。スレッドの数を設定して解析を制限したり、サーバーの指摘がロードされるかどうか確認したりすることができます。
[C/C++ 解析] タブ
[C/C++ 解析] タブでは、kwcheck などの外部エンジンを使用して解析が実行されるように設定すること、オンザフライ解析を有効/無効にすること、オンザフライ解析 (ファイルを開いたとき、および入力する際に指摘を検出)、および/またはオンデマンド解析の実行頻度を制限することができます。
[C/C++ エンジン] では、[レガシーエンジンの使用] または [外部エンジンの使用] を選択することができます。
どちらのエンジンタイプでも、[依存関係の生成を無効にする] オプションが表示されます。選択を解除すると、[解析の開始] が [ファイルが保存されている] または [入力が一時停止されている] に設定された後にプロジェクトが開かれたときに、依存関係ジェネレータータスクが実行されます。このタスクは、解析に必要な依存関係を事前に生成し、オンザフライ解析を高速化します。
[外部エンジンを使用] が選択されている場合は、[依存関係の生成を無効にする] も必ず選択してください。外部エンジンの依存関係ジェネレーターを実行しても利点はなく、実行するとパフォーマンスが低下します。
[レガシーエンジンを使用する] を選択し、かつ [依存関係の生成を無効にする] の選択を解除している場合は、解析モード [入力が一時停止されている] を使用する場合にのみ、依存関係ジェネレーターの解析速度の向上による利点が得られます。依存関係の生成を無効にしても、他の解析モードに大きな利点はありません。
[入力一時停止] モードを使用するときに解析の速度を高めるには、[依存関係の生成を無効にする] の選択を解除し、Visual Studio を再起動して変更を有効にします。
[Kwcheck へのパス] ([外部エンジンを使用] が選択されている場合にのみ表示) で、kwcheck を使用して C/C++ プロジェクトを解析するための kwcheck インストールパスを選択または指定できます。Kwcheck はコマンドラインツールパッケージの一部として含まれています。大規模プロジェクトでは、解析時間を減らすために役立つことがあります。
[オンザフライ] では、オンザフライ解析で実行するタイミング (デフォルトでは、ファイルを保存する際) を設定することができます。また、解析に使用されるスレッドの数を制限したり、ファイルを閉じた後に解析を続行するかどうかも設定できます。
解析モードでは、クラシックモードを有効にすることができます。このオプションを有効にすると、Klocwork が前世代 (Klocwork 2018 より前) の解析エンジンを使用するように強制されます。以前の解析エンジンは、C++11 および C++14 には一部のサポートしか提供していません。
[C# 解析] タブ
[C# 解析] タブでは、外部エンジン (kwcheck) を使用して解析を実行することができます。
[C# エンジン] では、[外部エンジンの使用] を選択することができます。kwcheck のインストールパスを指定することにより、kwcheck を使用して C# プロジェクトを解析することができます。kwcheck はコマンドラインツールパッケージの一部として提供されます。大規模プロジェクトでは、解析時間を減らすために役立つことがあります。
[継続的解析] では、継続的解析を実行するタイミングを設定することができます。デフォルトでは、ファイルを保存するときに必ず解析が実行されます。また、解析に使用されるスレッドの数を制限することもできます。
[表示] タブ
[表示] タブでは、エディターで検出された指摘のオンザフライ解析マーカーとアンダーライニングの有効/無効を切り替えることができます。コメント変更ダイアログをデフォルトで表示するかどうか、および Klocwork エンジンエラーおよび警告をエラーリストに表示するかどうかを設定することもできます。