kwfilter.conf の展開
デフォルトでは、kwfilter.conf ファイルは、サーバーとデスクトップ解析ツールの両方の <klocwork_install>/config ディレクトリにあります。カスタム kwfilter.conf ファイルをクライアントまたはデスクトップユーザーに展開するには、カスタム kwfilter.conf ファイルを projects_root/compiler_config ディレクトリにコピーし、kwdeploy コマンドを実行してサーバーに展開します。
コンパイラ設定を connected desktop (コネクテッドデスクトップ) のあるサーバープロジェクトに展開するには、次の手順に従います。
- Validate サーバーで、
projects_rootの下にcompiler_configという名前のディレクトリを作成し、展開するkwfilter.confファイルのコピーをそのディレクトリに配置します。 - 各ビルドマシンで、kwdeploy sync コマンドを実行し、
--urlオプションで Validate サーバーホストマシンを指定します。kwdeploy sync [--url http(s)://<host>:<port>]
- 次回デスクトップユーザーが Klocwork 解析を IDE で実行するか、Klocwork Desktop を使用して実行すると、
kwfilter.confファイルがマシンに自動的に展開されます。Klocwork コマンドラインツールのユーザーは、kwcheck syncコマンドを実行する必要があります。
kwfilter.conf ファイルを同期すると、そのバージョンは <klocwork_install>/synced/config ディレクトリに保存されます。kwinject を実行すると、次の場所で kwfilter.conf ファイルを順番に検索します。
~/.klocwork/synced/config<klocwork_install>/synced/config<klocwork_install>/config
システムは、それぞれの kwfilter.conf ファイルから kwfilter.conf エントリをマージします。たとえば、実行すると、kwinject が<klocwork_install>/synced/config/kwfilter.conf と<klocwork_install>/config/kwfilter.confからエントリを反映します。kwinject はコンパイラ名が一致した最初のエントリを使います。
ユーザーが別のコンパイラ設定を維持している別のサーバーに接続すると、kwfilter.conf ファイルがデスクトップと同期され、ローカルコンパイラ設定の変更がサーバー上の kwfilter.conf ファイルの変更を使用して同期されます。