kwfilter.conf の展開

デフォルトでは、kwfilter.conf ファイルは、サーバーとデスクトップ解析ツールの両方の <klocwork_install>/config ディレクトリにあります。カスタム kwfilter.conf ファイルをクライアントまたはデスクトップユーザーに展開するには、カスタム kwfilter.conf ファイルを projects_root/compiler_config ディレクトリにコピーし、kwdeploy コマンドを実行してサーバーに展開します。

コンパイラ設定を connected desktop (コネクテッドデスクトップ) のあるサーバープロジェクトに展開するには、次の手順に従います。

  1. Validate サーバーで、projects_root の下に compiler_config という名前のディレクトリを作成し、展開する kwfilter.conf ファイルのコピーをそのディレクトリに配置します。
  2. 各ビルドマシンで、kwdeploy sync コマンドを実行し、--url オプションで Validate サーバーホストマシンを指定します。
    kwdeploy sync [--url http(s)://<host>:<port>]
  3. 次回デスクトップユーザーが Klocwork 解析を IDE で実行するか、Klocwork Desktop を使用して実行すると、kwfilter.conf ファイルがマシンに自動的に展開されます。Klocwork コマンドラインツールのユーザーは、kwcheck sync コマンドを実行する必要があります。

kwfilter.conf ファイルを同期すると、そのバージョンは <klocwork_install>/synced/config ディレクトリに保存されます。kwinject を実行すると、次の場所で kwfilter.conf ファイルを順番に検索します。

  1. ~/.klocwork/synced/config
  2. <klocwork_install>/synced/config
  3. <klocwork_install>/config

システムは、それぞれの kwfilter.conf ファイルから kwfilter.conf エントリをマージします。たとえば、実行すると、kwinject<klocwork_install>/synced/config/kwfilter.conf<klocwork_install>/config/kwfilter.confからエントリを反映します。kwinject はコンパイラ名が一致した最初のエントリを使います。

ユーザーが別のコンパイラ設定を維持している別のサーバーに接続すると、kwfilter.conf ファイルがデスクトップと同期され、ローカルコンパイラ設定の変更がサーバー上の kwfilter.conf ファイルの変更を使用して同期されます。

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