Klocwork Desktop for Kotlin/Python/JavaScript をお使いになる前に

リリース 2025.4 以降、Klocwork では Kotlin、Python、JavaScript プロジェクトがサポートされて、Klocwork Desktop でコードの解析、指摘の確認、ワーキングセットの管理を行えるようになりました。ワークフローは Java ビルドの場合と同じようなものですが、言語固有のビルドスペックツールを使用します。

現在サポートされている Kotlin、Python、JavaScript のバージョンについては、「サポートされているその他の言語」を参照してください。

前提条件

以下の Klocwork Desktop ツールがインストールされていることを確認してください。

  • kwcheck

  • kwgcheck

  • 他の言語固有のジェネレーター:kwktspec (Kotlin 用)、kwpyspec (Python)、または kwjsspec (JavaScript)

ビルドの生成と解析の実行

Klocwork Desktop を使用して Kotlin、Python、JavaScript プロジェクトの問題を解析およびレビューする方法の概要を以下の手順に示します。

  1. 言語に適したツールを使用してビルドスペックを生成します。

    • Kotlin:

      kwktspec

    • Python:

      kwpyspec

    • JavaScript/TypeScript:

      kwjsspec

    これにより、kwcheck で解析に使用されるビルドスペックファイル (<spec>.out) が作成されます。

  2. 解析を実行します。

    kwcheck create -b <spec>.out
    kwcheck run
  3. 解析が完了したら、Klocwork Desktop GUI を起動します。

    kwgcheck
  4. プロジェクトナビゲーター に移動して、ソースファイルと指摘を表示します。

  5. ワーキングセット を作成して、プロジェクトの特定の部分に着目します。