指摘のグループ化

新規プロジェクトでは指摘のグループ化がデフォルトで無効になります。新規プロジェクトでデフォルトでグループ化が有効になるようにするには、以下のコマンドを実行してください。

validate admin --url http://<host>:<port> set-project-property WORKSPACE enable_group_calculations true 
validate admin --url http://<host>:<port> set-project-property WORKSPACE grouping_on_default true

グループ化されている指摘には、複数の同様の指摘があります。たとえば、同一の配列で複数の '配列インデックスの範囲外' エラーが検出されたとします。これはずれの指摘である可能性があり、配列のサイズまたはアクセサーを調整することによって修正できます。

旧バージョンでグループ化された指摘は、指摘の詳細が最初のインスタンスから構築された単一の指摘として報告され、指摘が存在する可能性がある行を示すメッセージがありました。違反ごとに指摘が作成されてグループに割り当てられます。

Validate では、グループ化されている指摘とグループ化されていない指摘の両方を表示できます。 たとえば、foo.c に 5 つの ABV エラーで構成されるグループが存在する場合、デフォルトではこのグループがその指摘リストとレポートに単一の指摘として表示されます。グループ化をオフにすると、指摘リストとレポートには展開されたグループの結果が示されます。この場合、foo.c に 5 つの ABV エラーで構成されるグループが存在すると、指摘リストとレポートにはこのグループが 5 つの指摘として表示されます。

重要: プロジェクトのグループ化をオンにした場合、グループ化された指摘は新しいビルドがロードされるまで表示されません。

グループ化をオンにすると、指摘リストにグループ ID が表示されます。オフにすると、指摘 ID が表示されます。たとえば、ID が 4 である指摘グループに、57、58、59 の 3 つの指摘が含まれているとします。グループ化をオンにすると、指摘リストに ID が 4 である 1 つの行が表示されます。グループ化をオフにすると、指摘リストが ID 57、ID 58、ID 59 を表示します。これは、ID の下にある指摘の詳細で 'groupID.issueID' のように表されます。例:

指摘リストで 'grouping' 検索キーワードを使用して指摘グループ化のオンとオフを切り替えることができます。また、ほとんどのレポートに、レポートエディターからアクセスできる '指摘をグループ化' 構成オプションが付きました。

デフォルトでは、デスクトップ指摘とサーバー指摘がグループ化オフで表示されます。プロジェクトのサーバー指摘を常時グループ化オフで表示するには、set-project-property コマンドでデフォルトの設定を変更します。