kwbuildproject のリンカーオプション
このページには、Klocwork C/C++ リンカーである kwlinker を制御するオプションを記載してあります。それらは --add-linker-options オプションにより kwbuildproject に適用できます。
kwbuildproject --tables-directory <dir> --add-linker-options <linker-options> <build_specification1> [<build_specification2>...]
複数のリンカーオプションを渡すには、スペースでそれらを区切り、文字列全体を二重引用符で囲みます。例:
--add-linker-options "--object-oriented --external-relation C:\Klocwork\relations.rel"
冗長オプションとヘルプオプション
| 名前 (および短い名前) | 説明 |
|---|---|
| --progress (-p) | リンカーの進行状況を表示します (完了分のパーセントで) |
| --verbose (-v) | プログラム実行についての詳細情報を表示します。これは、エラーのトラブルシューティングに役立ちます |
| --verbose-exec | 実行された外部プログラムの引数を表示します |
全般的解析オプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| --lef-config <xml file> | 論理エラーファインダーを <xml file> で指定します |
| --lm-server <host:port> | ライセンスサーバーのホスト名とポート番号を指定します。デフォルトでは、ホストは localhost、ポート番号は 27000 です。 |
| --no-resolve | リンクされている場合は、ファイルへのパスを解決しません。ディレクトリへのパスを解決します。 |
| --object-file-list <file> | オブジェクトファイルのリストを含むファイルを 指定します |
入力と出力を指定するためのオプション
| 名前 (および短い名前) | 説明 |
|---|---|
| -D <obj-dir> | オブジェクトファイルのディレクトリを指定します。複数インスタンスの -D オプションを使用してさまざまなディレクトリを指すことができることに注意してください。 |
| -o <table-dir> | Klocwork テーブルの出力ディレクトリを指定します。 |
| --object-file-list <list-file> (-s) | 処理するオブジェクトファイルのリストを含むファイルを指定します。コマンドライン 1 行にこのオプションを複数回使用できます。 |
| --restriction-list <file> | 論理エラーファインダーセクションのオブジェクトファイルのリストを指定します。増分解析に関連付けられます。 |
追加機能向けオプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| --replace-path <old>=<new> | このオプションは使用しないでください。代わりに、kwbuildproject オプション の --replace-path を使用してください。ソースファイルへのパスの置換を参照してください。 |
オブジェクトファイルを指定する別の方法
オブジェクトファイルすべてを 1 つの特定のディレクトリに配置してあった場合、<object files> の代わりにリンカーオプション -D <object files directory> を使用することができます。複数インスタンスの -D オプションを使用してさまざまなディレクトリを指すことができることに注意してください。
または、オブジェクトファイルすべてへのパスを記載したファイルを作成し、--object-file-list <file> オプションを使用してそのファイルをポイントすることもできます。