プロジェクト分岐の管理
プロジェクト分岐は、ストリームを使用する (推奨される方法) か、または分岐ごとに個別プロジェクトを使用するかの 2 つの方法で管理できます。詳細については、以下を参照してください。
ストリームの使用
Validate でストリームを使用してプロジェクト分岐を管理すると、次を行うことができるようになります。
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プロジェクトとその分岐に関する構成を一度に設定する
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プロジェクトのさまざまな分岐に存在する既知の指摘や引用された指摘を自動的に同期し、複数の分岐に存在する欠陥を一度だけで引用できるようにする
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プロジェクトの分岐に固有な欠陥を特定する
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統合したリストを使用することで、分岐とその分岐に存在する個々の欠陥の数を特定する
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指摘の詳細ダイアログで、ストリーム全体に存在する指摘を特定する
プロジェクトに対してストリームを設定するには、次を行います。
- Validate に移動し、リポジトリの master 分岐用のプロジェクトを作成します。
- リポジトリの master 分岐を解析することで、解析結果を読み込みます。
- Validate 内で、指摘を追跡する対象のプロジェクトの分岐ごとにストリームを作成します。
- ストリームを追加した関連する分岐をそれぞれ解析することで、解析結果を読み込みます。
ストリーム内にストリームを作成して、追跡している解析結果を、別の分岐の分岐から反映させることも可能なことに注意してください。また、既存のすべてのストリームに関する解析結果も、基本プロジェクトさえも、読み込む必要はありません。リポジトリの分岐構造を模倣するストリームは、解析結果と共に読み込まれていない場合でも、作成できます。
個別プロジェクトの使用
あるいは、Validate で個別プロジェクトを使用してプロジェクト分岐を管理できます。
- Klocwork プロジェクトの分岐コードを設定して解析する
- kwxsync を実行して指摘ステータスの変更内容とコメントをプロジェクト全体にわたって同期させる。デベロッパーは、複数のプロジェクトで共有されているソースコードについて、検出された指摘を少なくとも 1 回は調査して更新する必要があります。