スタンドアロン Configuration Editor の使用

スタンドアロン Configuration Editor (kwconfigeditor) は、チェッカーの有効/無効の切り替えや Klocwork サーバーの重要度の設定に使用できます。チェッカーの有効/無効の切り替えには、デスクトップ上の kwdtconfeditor も使用できます。これらどちらのツールにも、コマンドラインで次のコマンドのいずれかを実行してアクセスできます。

サーバー上で新しい構成ファイルを作成するには、次のコマンドを実行します。

kwconfigeditor

デスクトップ上で新しい構成ファイルを作成するには、次のコマンドを実行します。

kwdtconfeditor

適切な Configuration Editor が新しいウィンドウで開き、必要な変更を行える状態になります。

サーバー上の既存の構成ファイルが含まれたプロジェクトについては、次のコマンドを実行します。

kwconfigeditor <path/to/mypconf.pconf>

デスクトップ上の既存の構成ファイルが含まれたプロジェクトについては、次のコマンドを実行します。

kwdtconfeditor <path/to/mypconf.pconf>

この場合、変更するプロジェクトの構成ファイルを必ずポイントしてください。

デフォルトの解析プロファイルを編集する場合は、最初にファイル <server>\projects_root\projects\<project>\rules\analysis_profile.pconf をバックアップすることをお勧めします。

kwconfigeditor "C:\Klocwork\Server 21.1\projects_root\projects\csvtosql\rules\analysis_profile.pconf"

指摘重要度の変更

kwconfigeditor を使用し、指摘の重要度を変更できます。severity ラベル ("重大"など) は、重要度番号に関連付けられています。重要度ラベルは、有意義なものに変更することができます。

重要度レベルは 10 段階に分かれています。デフォルトでは、Klocwork チェッカーでは重要度 1 ~ 4 だけを使用しますが、どのチェッカーの重要度レベルも編集することができます。

重要度ラベルを変更するには、以下の操作を行います。

  1. スタンドアロン Configuration Editor を開きます。
  2. [重要度] タブをクリックします。
  3. 名前 列の変更するテキストをクリックします。
  4. 新しい重要度ラベルを入力します。英数字、スペース、マイナス、およびアンダースコアを使用することができます。
  5. [OK] をクリックし、.pconf ファイルをわかりやすい場所に保存します。

チェッカーの重要度レベルを変更するには:

  1. スタンドアロン Configuration Editor を開きます。
  2. [解析プロファイル] タブで、指摘カテゴリを展開して変更するチェッカーを表示します。
  3. チェッカーを右クリックします。
  4. ポップアップメニューで、[重要度を変更] を選択してから新しい重要度レベルを選択します (たとえば、2: エラー)。
  5. [OK] をクリックし、.pconf ファイルをわかりやすい場所に保存します。

1 つの分類基準の重要度を変更すると、その変更はその重要度が関連付けられているチェッカーが含まれるすべての分類基準に適用されます。

構成ファイルのインポート

プロジェクトの新しい .pconf ファイルは、kwadmin import-config コマンドを使用してインポートできます。または、次のように、Static Code Analysis で特定のプロジェクトの [構成] タブを使用してインポートできます。

Important: 新しい構成ファイルをインポートすると、そのプロジェクトの以前のチェッカー構成は上書きされます。

  1. Validate ポータルを起動し、Validate にログインします。
  2. Validate のプロジェクトリストで、ファイルのアップロード先となるプロジェクトをクリックすると、プロジェクト詳細が表示されます。
  3. [構成] をクリックします。
  4. [構成] ページで [構成ファイルの追加] をクリックします。
  5. [ファイルの選択] ダイアログで、新しい .pconf ファイルの場所を参照して指定します。
  6. [アップロード] をクリックします。そのプロジェクトに新しい解析プロファイルが適用されます。