ファイルサイズを減らすためのライセンスデバッグログの切り替え

rlmswitch ユーティリティは、特定の ISV デーモンの既存のバグログを閉じて、新しいファイル名を持つ新しいデバッグログを開始することによって、その ISV デーモンによって書き込まれるデバッグログファイルを切り替えます。先に進む前に、古いファイルを削除またはアーカイブする必要があります。

また、新しいデバッグログファイルが存在しない場合は、その ISV デーモンによって書き込まれる新しいデバッグログファイルを開始します。

デバッグログファイルが時間の経過とともに膨大な量になる可能性がある場合に、rlmswitch を使用すると便利です。

ユーティリティを実行するには、まず、<server_install>/3rdparty/bin ディレクトリにユーティリティを作成する必要があります。<validate_install>/3rdparty/bin に移動して、以下のコマンドを実行します。

rlmutil rlmswitch <isv> <new_debug_log>

ここでは、

  • <isv> はライセンスファイル内の ISV デーモンです。
  • <vendor> はライセンスファイル内のベンダーデーモンです。この場合、ベンダーは常に validate (すべて小文字) になります。
  • <new_debug_log> は新しいデバッグログファイルへのパスです。
rlmswitch により、異なる ISV ごとに個別のログファイルを保持することもできます。

また、これを自動的に実行するように設定できます。Windows の場合は Windows タスクスケジューラを、Unix の場合は cron ジョブを使用して実行できます。

重要: ライセンスサーバーを再起動した場合、ログファイルを指定する必要があります。指定しないと、デフォルトのログファイルが上書きされます。