Kwlogparser
kwlogparser コマンドで、ビルドログを Klocwork ビルドトレースに変換します。build trace (ビルドトレース) を build specification (ビルドスペック) に変換できます。
使用方法
kwlogparser [options] <parser> <build_log_file>
フィールド
- [options] は、次の表に示した任意のオプションです。
- <parser> は、ビルドで使用されるパーサーです。現在、Electric Cloud パーサーのみがサポートされています。このフィールドに許容される値は、emake-annotation です。
- <build_log_file> はビルドログファイルです。現在は、Electric Cloud 注釈ファイル形式のみがサポートされています。
例
kwlogparser --output emake.trace emake-annotation emake.xml
この例では、emake.xml という名前の emake 注釈ログファイルが、emake.trace という名前の build trace (ビルドトレース) に出力されます。
オプション
| 名前 | 短い名前 | 説明 | 
|---|---|---|
| --cmd-line <parser> | コマンドラインの解析に使用するパーサーのタイプを指定します。このオプションは、Cygwin の使用時に役立つ可能性があります。値: 
 Unix のデフォルト:shell Windows のデフォルト:cmd | |
| --config <file> | -c | <file> からフィルター構成を読み取ります。デフォルトは、 <Klocwork_install>/config/kwfilter.confです。kwfilter.conf およびコンパイラ設定ファイルの「プライベート」コピーを使用できるので、元のファイルを変更する必要はありません。C/C++ build specification (ビルドスペック) の作成 を参照してください。 | 
| --debug | デバッグ情報を標準エラーに表示します | |
| --help | -h | このヘルプを表示して終了します | 
| --output <file> | -o | build trace (ビルドトレース) を <file> に書き込みます。デフォルト: kwlogparser.trace | 
| --verbose | -V | プログラム実行についての詳細情報を表示します。これは、エラーのトラブルシューティングに役立ちます | 
| --version | -v | バージョンを表示して終了します | 
 See also
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