Kwwrap
kwwrap コマンドは、kwinject 単独ではお使いの環境で機能しない場合に、C/C++ プロジェクト用の build specification (ビルドスペック) を作成するための代替法を提供します。kwwrap を組織のビルドプロセスに統合して build trace (ビルドトレース) を生成することができます。build trace (ビルドトレース) は、build specification (ビルドスペック) を作成する場合、kwinject への入力として使用されます。
使用方法
kwwrap [<option>...] [<command> [arg...]]
フィールド
- <option> は、次の表に示した任意のオプションです。
- <command> は make などのビルドコマンドです。
- <arg> はビルドコマンドが必要とする引数です。
オプション
名前 | 短い名前 | 説明 |
---|---|---|
--help | -h | このヘルプを表示して終了します |
--version | -v | バージョンを表示して終了します |
--force-relative-path | -r | 追跡ファイルの相対パスを許可します。 |
--output | -o | build trace (ビルドトレース) のフルパスとファイル名を指定します。 |
--pretend | -p | ビルドコマンドを実行しません。ビルドコマンドを実際に実行するのではなく、テストを実行してビルドで使用されるコンパイラオプションをキャプチャすることができます。エラーを無視するビルドコマンドをセットアップすると良いでしょう (make -i など)。 |