validate_restore を使用してプロジェクトとサーバーの情報を復元する
Validate サーバーのインストールの bin
ディレクトリにある validate_restore
を使用して、プロジェクトとサーバーの両方の情報を復元することができます。
パラメーターは、以下の表のとおりです。
オプション
名前 | 説明 |
---|---|
--db-host | データベースサーバーのホスト名をオーバーライドします。指定された値はターゲットプロジェクトルートに書き込まれません。DNS 解決が失敗した場合に使用してください (デフォルトは None)。 |
--db-password |
データベースサーバーのパスワードを指定します (デフォルトは <Empty>)。 |
--db-port | データベースサーバーのポートをオーバーライドします。指定される値はターゲットプロジェクトルートに書き込まれません。設定されたポートが外部ポートと異なる場合に使用してください (デフォルトは None)。 |
--db-user | データベースサーバーのユーザーを指定します (デフォルトは kw)。 |
--help, -h | このヘルプメッセージを表示して終了します。 |
--log-level | ログに記録されるイベントの種類と重大度をフィルタリングするログレベル。許可される値は、DEBUG、INFO、 WARNING、ERROR、CRITICAL です (デフォルトは INFO)。 |
--restore-server-configuration | (サーバーの復元のステップ 1) プロジェクトルートの構成ファイルをターゲットプロジェクトルートにコピーします。ターゲットプロジェクトルートのサーバーを停止する必要があります (デフォルトは False)。 |
--restore-server-settings |
(サーバーの復元のステップ 2) サーバー設定をターゲットプロジェクトルートに復元します。前提条件: |
--source |
復元する Validate サーバーまたはプロジェクトのバックアップへのパスを指定します (デフォルトは None)。 |
--ssl | ターゲットサーバーで SSL が有効になっているかどうかを指定します。指定された値はターゲットプロジェクトルートに書き込まれません (デフォルトは False)。 |
--target | バックアップの復元先となるターゲットプロジェクトルートのアーカイブへのパスを指定します (デフォルトは None)。 |
--validate-installation |
Validate のインストールディレクトリへのパスを、たとえば、 |
--verbose |
一部の内部バックアップコマンドの詳細ログを有効にします (デフォルトは False)。 |
--web-host | Validate サーバーのホスト名をオーバーライドします。指定される値はターゲットプロジェクトルートに書き込まれません。DNS 解決が失敗した場合に使用してください (デフォルトは False)。 |
--web-port | Validate サーバーのポートをオーバーライドします。指定される値はターゲットプロジェクトルートに書き込まれません。設定されたポートが外部ポートと異なる場合に使用してください (デフォルトは None)。 |
プロジェクトの情報の復元
validate_backup を使用して作成されたプロジェクトのバックアップを Validate サーバーに復元することができます。
前提条件:
- プロジェクトを復元するサーバーが稼働中である
- プロジェクトがサーバー上に存在していない
以下のパラメーターを指定する必要があります。
--source
(復元する Validate サーバーまたはプロジェクトのバックアップへのパス)--Target
(バックアップの復元先となるターゲットプロジェクトルートのアーカイブへのパス)--validate-installation
(Validate インストールディレクトリへのパス)
複数のソースルートから同じターゲットルートに直接プロジェクトを復元することはできません。復元操作に使用されるターゲットプロジェクトルートには、単一のソースプロジェクトルートからのプロジェクトとサーバー構成データのみを含める必要があります。
あるソースルートのデータが既に含まれているターゲットルートに別のソースルートからプロジェクトを復元することは、データの競合やエラーが発生する可能性があるため、サポートされていません。
バックアップされた複数のプロジェクトを異なるソースルートから共有の宛先に復元する必要がある場合は、以下のようにしてください。
- まず、各プロジェクトを別々のターゲットプロジェクトルートに復元します (
--restore
オプションを使用)。 - 次に、復元された各プロジェクトを最終的な復元先である共有プロジェクトルートにインポートします。
プロジェクトの情報を復元するには
次のコマンドを実行します。
<validate installation>/bin/validate_restore(.cmd) --target <projects root path> --validate-installation <validate installation path> --source <source backup (archive) path>
サーバーの情報の復元
Validate サーバーのプロジェクト以外の構成と情報のバックアップを復元するには、以下の手順を実行してください。
サーバーの情報を復元するには
- 新しいプロジェクトルート (バックアップを復元する場所) を作成するには、以下のコマンドを実行します。
kwservice -r <projects root> setup --restore
- (任意) Web、データベース、ライセンスホストサービスのホストとポートの情報を使用して、新しいプロジェクトルートを構成します。例:
kwservice -r <projects root> set-service-property web port 8082
- バックアップからサーバー構成を復元するには、以下のコマンドを実行します。
<validate installation>/python validate_restore(.cmd) <optional parameters> --restore-server-configuration
- IdP によって URL を新しいサーバーにリダイレクトしている場合は、URL が引き続き有効であることを確認してください。
-
プロジェクトルートを起動するため、以下のコマンドを実行します。
kwservice <optional parameters> start
- 残りのサーバー情報を復元するため、以下のコマンドを実行します。
<validate installation>/python validate_restore(.cmd) <optional parameters> --restore-server-settings
これで、サーバー情報のコピーが復元されました。このサーバーにプロジェクトを復元するには、「プロジェクトの情報の復元」を参照してください。