Java 解析のチューニング
knowledge base (ナレッジベース) ファイルは、次の目的のために、Java Path チェッカーにコードシステムに関する詳細コンテキストを提供することで、特定チェッカーをカスタム化するためのメカニズムです。
- Klocwork 解析結果における誤検知を低減
- 問題のある特定指摘の報告を増加
Java knowledge base (ナレッジベース) ファイル (.jkb) を使用してソースをマークアップし、以下のために必要なコンテキストをこれらのチェッカーに提供します。
- 指定されたコードパスに沿った特定指摘の有効性を評価して、誤検知を低減
- これまで検出されなかった対象の指摘 (未検知) を検出するために、考慮する必要があるコードパスを特定
Java Path knowledge base (ナレッジベース) ファイルは JKB 形式で記述されます。 これは Java に似た knowledge base (ナレッジベース) 指定用の宣言型言語です。
誤検知を低減するには、Klocwork 解析結果のトレースバック機能を使用して、目的を達成するために .jkb ファイルに含めるソースを特定できます。
誤検知を低減するためのチューニングは、最も一般的なチューニングシナリオです。未検知を低減するためのチューニングは、どちらかというと拡張性の活動です。独自の Java Path チェッカーの作成の詳細については、Java Path チェッカーの作成 を参照してください。
チューニングは、Java Path チェッカーに対してのみ使用できます。
チューニングの変更内容を有効にするには、全ビルド完 解析を実行する必要があります。