Kwcreatechecker

kwcreatechecker でカスタムチェッカーを作成します。kwcreatechecker は、コマンドラインツールデスクトップ解析プラグインとともにインストールされます。方法については、カスタム C/C++ チェッカーの作成またはカスタム Java チェッカーの作成またはカスタム C# チェッカーの作成を参照してください。

使用方法

kwcreatechecker --language <language> --type <checker_type> --code <checker_name>

説明

kwcreatechecker でチェッカーのスタブファイルが生成されます。スタブファイルのタイプは、言語と指定されたチェッカーのタイプで決まります。KAST チェッカーと Path チェッカー (C/C++ とJava) の場合、生成されるスタブファイルは次のとおりです。

  • チェッカー設定ファイル (checkers.xml とhelp.xml)
  • ビルドファイル (build.xml (Java の場合)、Makefile (C/C++ の場合)、Nmakefile (C# の場合))

さらに、

  • C/C++ とC# とJava の KAST チェッカーの test-case ファイルが生成されます。
  • より詳細なデバッグ情報を提供するため、Java Path チェッカーのロガーファイルが生成されます。
  • C/C++ の PATH チェッカーのチェッカートリガーファイルが生成されます。

Restriction: Windows 上で kwcreatechecker を実行するには、Visual Studio がインストールされている必要があります。Windows 上では、MS 製以外の Makefile はサポートされません。

オプション

名前 説明
--code <checker_name> チェッカー名を指定します。許容される文字は、次のとおりです。
  • a ~ z
  • A ~ Z
  • 0 ~ 9
ピリオドはコードの先頭には使用できませんが、それ以外の場所なら使用することができます。たとえば、MY.C.CHECKER です。
注意: エラー ID (チェッカー名) では、マルチバイト文字はサポートされていません。また、255 文字までという制限があります。
--force チェッカーフォルダーが既に存在する場合でも、そのチェッカーを強制的に生成します。
--help ヘルプ情報を表示します。
--kast-library <KAST-plugin-library-name> KAST 式のカスタム関数の実装があるライブラリの名前を指定します。
注意: --type の値が kast のときだけ当てはまります。
カスタム関数を含めるため、標準チェッカーファイル (checkers.xml、test-case ファイル、help.xml、およびビルドファイル) に加えて、独立したファイルも作成されます。C/C++ の場合、このオプションにより、PluginSource.cpp ファイル、プラットフォームディレクトリ、および Make.Plugin ファイルが作成されます。Java の場合、MyFunc.java、plugin_functions.xml、およびロガーファイルが作成されます。
--language <language> チェッカー (cxx または cs または java) の言語を指定します。
--type <checker type>

チェッカーの種類を指定し、C/C++ の場合は kast または path、C# の場合は kast、Java の場合は、sv または rlk または common または kast を作成します。

詳細については、カスタム C/C++ チェッカーの作成カスタム C# チェッカーの作成、およびカスタム Java チェッカーの作成を参照してください。

--version kwcreatechecker バージョンを表示します。