Kwupdate

Linux 用の kwupdate コマンドで、インストール済みコンポーネントをリストし、パッチをインストール/アンインストールします。

特定のコンポーネントをインストールパッケージとともにインストールしなかった場合、そのコンポーネントを後から kwupdate でインストールすることはできません。Klocwork ツールの別のコンポーネントをインストールするには、該当するサーバーインストールパッケージを再実行する必要があります。

インストール済みパッチを列挙します。

kwupdate [<options>] --list-updates

インストールされているコンポーネントをリストする

kwupdate [<options>] --list

以前にアンインストールしたパッチをインストールする

通常は、パッチをインストールするには、自己解凍型パッチインストーラースクリプトを実行します。たとえば、RP9.5.0.XXXX-linux-9.5.0.YYYY.sh です。以前にアンインストールされたパッチをインストールするには、次のコマンドを実行するだけです。

kwupdate [<options>] --install --sequence <patch_number> ALL

フィールド

  • <options> は、次の表に示した任意のオプションです。
  • <patch_number> は、再インストールするパッチの番号です。
  • ALL はパッチをインストール済みコンポーネントすべてに適用することを意味します。

kwupdate --install --sequence 11269 ALL

パッチをアンインストールします。

kwupdate [<options>] --uninstall --sequence <patch_number> ALL

フィールド

  • <options> は、次の表に示した任意のオプションです。
  • <patch_number> は、アンインストールするパッチの番号です。
  • ALL はパッチをインストール済みコンポーネントすべてからアンインストールすることを意味します。

kwupdate --uninstall --sequence 11269 ALL

オプション

名前 短い名前 説明
--config <file> -C この構成ファイルを使用します (デフォルトは KW-HOME/etc/kwupdate.conf)。
--define <name>=<value> -D 指定値を持つ変数を定義します。一部のパッケージでは、変数を使用して重要な情報を追跡します。たとえば、IntelliJ IDEA プラグインでは "idea.home" 変数が IntelliJ IDEA ホームディレクトリに送られることが必要です。
--help -h このヘルプを表示して終了します
--idea-dir <dir>   IntelliJ IDEA ホームディレクトリ。 --define idea.home=<dir> と等価です。
--install -i 以前にアンインストールしたパッチをインストールします。--sequence でパッチ番号を指定します。
--list -l インストールされているコンポーネントをリストする
--list-updates   インストール済み更新を列挙します。
--no-saved-variables -N 記憶した変数値を使用および更新しません。通常は、変数を設定すると、その値は kwupdate データベースに保存されます。したがって、同じ変数を再度タイプ入力する必要はありません。このオプションは、保存済み変数値を無視し、新しい変数値で kwupdate 内部データベースを更新しないように kwupdate に指示します。
--quiet -q できるだけ表示しない (エラーと警告のみ)
--sequence <num> -n 更新シーケンス番号を指定します (--install--uninstall と併用)。パッチ番号が複数個ある場合は、スペースで区切ります。
--uninstall -u インストール済みパッチを削除します。--sequence でパッチ番号を指定します。
--version -v バージョンを表示して終了します