Kwauth
kwauth はユーザーが Klocwork サーバーで認証できるようにします。
アクセス制御メソッドが設定されている場合 (基本、LDAP、または NIS)、すべてのユーザーは、GUI ログインダイアログまたは kwauth のいずれかから、Validate サーバーで認証する必要があります。認証が済んでいない場合、Klocwork コマンドラインツール (kwinject、kwwrap、kwant など build specification (ビルドスペック) 作成用を除く) のいずれかを実行する前に、kwauth を一度実行するよう促すプロンプトが表示されます。
kwauth からユーザー名とパスワードの入力を促すプロンプトが出ます。
- 基本アクセス制御が設定されたら、Klocwork 管理者から与えれたユーザー名とパスワードを入力します。
- LDAP、LDAP SSO、または NIS アクセス制御が設定されていた場合、LDAP または NIS のユーザー名とパスワードを入力します。
すると、kwauth はトークンをユーザーのホームディレクトリに保存するので、実行する必要があるのは 1 回だけです。ユーザーのパスワードは保存されないことに注意してください。
一度認証されると、ユーザーは、同じ Validate サーバーホストとポートをポイントする、どの Klocwork ツールも実行できます。別の Klocwork サーバーホストとポートを使用する Klocwork ツールを実行するには、もう一度 kwauth を実行する必要があります。同様にして、別のユーザーが Klocwork ツールを実行するには、そのユーザーが kwauth をもう一度実行する必要があります。
リリース 2024.2 以降では、kwauth を使用して、SAML または OIDC 認証サーバー上でデバイスを認証するためのアクセスコードを生成します。 Validate by Perforce のアクセスを参照してください。
使用方法
kwauth [--url http(s)://<host>:<port>]
例
kwauth --url http://myserver.acme.com:8080
オプション
名前 | 説明 |
---|---|
--help | 使用できるオプションを表示します。 |
--insecure | ltoken ファイルの資格情報をプレーンテキストで保存します。このオプションは ltoken 情報を安全でない方法で保存するため、必要な場合にのみ使用してください。 |
--log-out | 保存されたトークンを無効にします。--log-out オプションを使用した後、アクセス制御が設定されている場合は、Klocwork サーバーに接続されているいずれかのツールを実行する前に、もう一度 kwauth を実行する必要があります。 |
--print-auth-info, -i | 認証情報 (指定されたサーバーの認証トークンと、トークンの発行対象ユーザー) を JSON 形式で出力します。これにより、トークンを Web API 要求に使用できるようになります。 |
--url http(s)://<klocwork_server_host>:<klocwork_server_port>/ | Klocwork サーバー用 URL。セキュアな Validate サーバー接続が構成されている場合は、https:// を使用します。セキュアな Validate サーバー接続が構成されている場合は、https:// を使用します。 |
--use-application-token, -t | このヘッドレスマシンのコマンドラインでアプリケーショントークンを指定します |
--verbose | プログラム実行についての詳細情報を表示します。これは、エラーのトラブルシューティングに役立ちます |
--version | バージョン情報を取得します |